あった方がいい!ラミネーターで手作り保育教材・グッズを長持ちさせよう!

実際の仕事・物

このような方に・・・

✅保育士さん
✅ラミネーター・・・欲しいけど、いるかな?
✅実際、何に使う?

この記事を書いた人

夫と子1人(小学生)の3人家族。保育士15年以上やってます。幼保連携型認定こども園の正職を辞めて、フルタイムのパートになったカナミです。
☞コチラもよろしければ!―自己紹介☆カナミせんせいのプロフィール

透明テープでいい?ラミネーターがいい?

正直、一人暮らしのときは透明テープや100均のラミネータ―不要のラミネートをしていました。

・・・・・・振り返ってみれば別にそれで良かったし、単身レベルのアパートに住んでいて、ラミネーターは少し・・・場所を取る?

どちらもメリット・デメリットはありますしねー。

それでも、ラミネーターが不調でなくて、たくさんラミネートしたいなら、絶対ラミネーターがあって良かったと思います👍

ついでに言うと、私が使ったことのあるラミネーター不要のフィルムは100均だったからか持ちが悪かったので、大事なものやキレイに残したいものはラミネーター使用のものがいいかと・・・。あれから何年もしたのでラミネーターの性能も良くなった・・・?

今回は、ラミネーター活用法を紹介しますね!

コチラもよろしければ☟
≫連絡帳にも日誌にも!アクロボールはおすすめボールペン

ラミネーター活用法

ペープサートを保護

ペープサートって作りやすい。

だからついついパパッと雑に作る(私だけ?)こともあるのですが、いい感じにできたら是非ラミネートを。

ラミネートするだけで長持ち具合が違います。

最初に棒を付けるとラミネートできなくなっちゃうから気を付けてください!

葉っぱをラミネート

このイメージは、秋の落ち葉での製作であったり、壁面装飾に使ったりという感じ。

葉っぱは、そのままの触り心地を味わってほしいっても非常にあるのですが、乾燥してパリッパリに・・・!そして製作するにあたって、そのままだとくっつきにくかったり!

葉っぱの形を活かして製作をしたいなんて思っても、「バリバリで、バラバラになる触感が楽しい♡」って活動になるかも😅元々そういうつもりの活動なら全然いいんですけどね。

十分に外で葉っぱに触れて、遊んで、集めて、流れでペタペタして「○○になった♪」ってのが理想だけどね、意外に葉っぱ製作を作品にするとなると、そのままの葉っぱは難しくもある。

虫やら泥や土や砂やらついていないものと仕分けしたり、保管向けにぺったんこに重ししたり、クラスの活動となると、クラスのお子さんの人数×○枚+α用意して、・・・あ、これはプライベートで拾ってこないとな・・・とかなる。

先生の負担がすごいあるような活動且つ、お子さんのためか?いい活動か?・・・・・・となると、・・・園による😨

今いる園は「とても良し」「むしろやって」くらいだったので、私は自宅でラミネートし、そして切った思い出が・・・。

うん、私としては、個人の活動ってよりは、毎年使える壁面飾りを作るくらいがいいと思います。

ちなみに、ラミネートではなくて、薄い色の無地紙に葉っぱを貼って、透明テープを貼って葉っぱの形に切って使ったということもあります。こっちの方がお金はかからないかな?

水遊び用のラミネート

水遊びでは、悪者系キャラクターを大きく作って分割してラミネートして、水鉄砲でやっつけて遊ぶのも楽しいですよね~。

私はここ何年も1、2歳児組のみの保育園部にいて、普通の水鉄砲は扱いが簡単ではなかったりするのですが、一つ大きいものがあると楽しいです。

水に触れるようなものは、透明テープよりもラミネートの方が強いと思います👍

端っこも残しておくと使えます

ラミネートしたものの切れ端の透明部分を集めて繋げて飾ってもきれいだったりしますよ。

☝勿論、こんなきれいになりませんけどね🤭

そしてラミネートは端が痛かったりするので、肌に触れるように作るときは注意が必要です。

素敵なカード

今いる園では身近にあったキャラクターものをラミネートしています。

カレンダーとか、雑誌類とか、おやつが入っていた袋とかも、切って残して「いつかラミしよう!」みたいな。

市販のカードも保護でラミネートすることはありますが、切り抜きなんかはラミネートするだけで格が上がってカードっぽくなります。

それをリングでまとめると、もうカードです。

知育にこだわると色々考えて進まないかもしれませんが、お子さんたちが好きなものや気に入っているものを集めるつもりで進めれば、意外に園で使っているものや、おもちゃ屋さんや長期休みのイベントのお知らせのチラシとか、無料で手に入ったりしますよ。

明日明後日までに用意することは大抵できないけど、長期休みのイベントのチラシとかは余りがちだから一気に作れちゃうかもね!全部同じので良ければ。

ちなみに、カードじゃないけど、最近(2023年10月現在)は、アイスとかお菓子の空箱を切ってラミネートして、洗濯バサミ遊びに使いました♪

福笑い

お正月遊びの中の1つです。

と言っても、福笑いに限らず、何でも使えます。

せっかく手作りしたものは、きれいに残しておきたいですよね。

ちなみに、今の園にある福笑いは、だいぶ大きく作っているので台紙は透明テープ保護、パーツはラミネートです。

自分着せ替え・ひも通し

☝これは既製品ですが、今の園にあるのはラミネートしたものに足を置いて結んだり、ひも(リボン)を通したりもできます👟

小さいエプロンとかスカートもあって、腰に巻いて、少し着せ替え気分♪ということもできます。

ラミネートって素材が硬くなるし、初めて見たときは「危なくない?」と思ったものですが、・・・5、6年あって18人クラスの2歳児で怪我した子はいません。

個人的には、手作りをするときには作り方や遊び方、遊ぶときの環境を練ってからの方が、一層いいものができるかもしれません。

「○○の日」などでのプレゼント用に!

「ぜひ残してほしい!」というプレゼントには、ラミネートすると確実。

と言っても、それをすると、一気に先生方の負担は増えるし、経費もかかるし、言い出したら他のあらゆる作品もとっておいてほしい=ラミネートになるから、線引きは必要にも思います・・・。

例えば、お子さんの作品をコースターにしたり、裏に磁石を付けてマグネットにしたりということもありました。

マグネットかつ定規っていいなって思いました🤭 そのときのお子さんの○○(何がいいかなー)の長さとかにして、「あーこんなに小さかったんだー」とか・・・。

支援カード

☝市販もされているのですが、欲しいものがなかったりして結局は作っちゃう。

年間を通して使うものや、汚れやすいものにラミネートするといいですよ。

毎日の準備の手順であったり、運動会(外で使う)用であったり、丁寧に扱いにくい環境で使うとき用ですかね。

順番の足置き

これはラミネートした方がいいですよー。

ちなみに、今の園では、1歳児組さんはアンパンマンの顔、2歳児組さんは足型。

どっちも私が作った😤アンパンマンは私、足型はもう1人の先生と。

アンパンマンなんか、私が今の園に入職して1年以内くらいに作ったから2023年時点で8年経過・・・。

「いや、いつまで使うんだよ!」ってちょっと思ったりもしている・・・。

2歳児組さんに関しては、ラミネートの切り方やら、さらにそれの貼り方が甘かったようで、使っているうちに中に水が入ってきて、えらいことに。

はがすときに「くさいですよ!これ!やば!」と・・・w

あらゆる表示

あらゆる表示・・・ありませんか? 行事になると特に。

普段でも、月1でも、毎年でも、頻繁に必要になるのだったら、ラミネートして作っておくと便利。

ボード代わりに

表示で済むこともありますが、さらに書き足しが必要なこともあります。

そういうときに使ったりしています。

ラミネートフィルムってそもそもそういう用途ではないと思うので、「きれいに」「簡単に」消すってまではできないんですけどね。

壁面装飾

今いる園では、壁面装飾は昔使ったものをラミネートして保管しています。

実際、その壁面装飾の貼り替えさえも時間を取る・・・。

注意点

ラミネーターやラミネートフィルムの「使い方」等を確認しましょう・・・

実は、不定形のもののラミネートは推奨されてなかったりします。

しかし、不定形のものをラミネートしたいということは多い・・・。

注意してください・・・。

ラミネーターを使うときは焦らず丁寧に・・・

ラミネーターによっては、ラミネートフィルムを通して出てくるその出口に開閉部分があるものがあります。

急いでラミネートを始めて、その出口を閉めっぱなしだと、悲劇ですよ・・・。

全て水の泡!

出来上がらないどころか、ラミネーターに引っ掛かったり吸い込まれた(?)ようなラミネートフィルムを取り除くというめんどくさすぎる事態が起こります!

大事すぎるもの、一点物はやめとこう・・・

ちゃーんと使えたはずのラミネーターが、いざ使ったら、

「え、え、あぁ〜っ!!なんかぐちゃぐちゃ!!中断!どこ!?💦」

なんてことも・・・。

ぐちゃぐちゃまでならなくても、波打っちゃうこともよくありました。

自分の作ったものとなると、ほとんど大事で一点物だったりするんだけどね、ここで言う大事すぎるものは、お札とか何かしらの証明書とかかな。

管理できる範囲でラミネートしましょう・・・

ラミネートすると長持ちします。

勢いに乗って、様々たくさんラミネートして、管理できるならいいのです。

ただ、「○○って作ったけど、どこいった?」が多いようなものならば、使用頻度が低い=不要?という考えも大事かもしれません。

探すことに時間を使いすぎるようになっちゃうので💦

過信は禁物、時々チェックしてみましょう・・・

色画用紙で作ったもの、カラーで印刷したものをラミネートして、外に掲示だったり室内に年中掲示していませんか?

ラミネートしても、これ、色褪せるんです。

今の園であれば、外の門や玄関の自動ドアでの注意書きは、丁寧にカラーで印刷してラミネートしていますが、肝心の注意部分が消えてきています・・・。

さらに年中掲示している誕生表は、毎年ラミネートした同じのを使っているのですが、だんだんと年季が入ってきた・・・。 作り直す時間が・・・・・・ないというか・・・いや、ないのです💦

年に1回とか、時々使うものならいいのですが、ずっと日に当たるような掲示物になるなら「○年(○か月)くらいしたら作り直そう」とか計画しておいた方がいいですよ。

時間のかかるもの(誕生表とか・・・)なら1年かけて計画的にやっていく必要があると思います。

便利だけど、他の考えもあるから・・・ね

ラミネートすると、確実に丈夫になって長持ちもします。

ただ、考えは様々。

人によっては、「画用紙(であったり素材)の質感が良い」「ラミネートするほどの必要はないのでは?」等々あります。

だからこそ、あまりラミネートをしない園で、あれもこれもやってしまうのはトラブルの元。

特に、園のラミネーターを使うなら尚さらで、“あえてラミネートしない”方法で経費削減している可能性もあります。

はじめは見極めが大事かもしれません。

さいごに

いかがでしたか?

ラミネーターを買うか迷っている方、あるけど使いきれてない方のお役に立てたらいいなと思うのですが。

既に持っている方は「知ってるー」かもしれませんし、「そう?」ってのもあるかもしれませんね💦

私自身は、正職時代に購入したラミネートフィルムがまだ残っているので、どう使おうかと考え中。

せっかくなら自分の気持ちが上がりつつ、園に貢献できるようなものをラミネートしようとは思うのですが・・・。

そんなこと言ってたら、なかなか使い切れなそうですよねー(笑)

お時間頂戴しました🙏

読んでいただき、ありがとうございました!


カナミ