1歳児組 個別指導記録●5月~11月

個別指導記録

このような方に・・・

✅保育士さん
✅1歳児組の担任
✅誰かの個別指導計画記録が見てみたい👀

1歳児組の個別指導計画を書いています

私はパート保育士で、パートは現在3年目。

当年度になって、正職と同じような仕事を任されるように・・・・・・。すごく不満🤨

何はともあれ、私は出席番号の前始めの4人。

だから新年度早々2歳になっている子もいますし、私が今いる園では1歳児組からの園ですが、その前から保育園経験がある子もいます。

そんなお子さんたちの個別指導計画です。

パート前は2歳児組が長くて、1歳児組は本当に久しぶりなので、参考にはならないでしょう・・・(笑)

実際の個別指導計画

今いる園の個別指導計画は、実は誰も見ていない・・・ようなもの。

職員会議でも、クラス会議でも使われない。

新人なら添削やら下書きがあるのですが、「それなり」となればもう見ない。

なので、私自身も「こんな感じ?」のものです💧

※【備考】は実際にはありません。
今回のお子さんは春~夏生まれの、1歳児組ではお兄さんお姉さんです
※全員新入園児ということで、元々4月はありません。

A

ねらい内容反省備考
5月保育士とやりとり
しながら
安心して園生活を
過ごす
●声掛けや
スキンシップを
十分に取っていく
●気持ちを受け止め
ながらも、意識して
前向きな言葉を
積極的にかけていく
●穏やかに過ごし
言葉のやりとりや
関わりも落ち着いて
いるので、
引き続き丁寧に
関わっていきたい
●午前中、
寂しくて泣いて
寝てた
―――
●落ち着き、
皆のお手本に
なっている
6月友達や保育士と
やりとりを楽しむ
●保育士と言葉の
やりとりを
楽しんでいるので
盛り上げ、クラスに
広げていく
●落ち着いて
いることで、
目がいかない
こともあった
●意識して
声を掛けたい
●非常に
穏やか
●後回しに
ならないように
する
7月トイレに行く
習慣ができる
●1日のうちに
しっかりと
時間を作っていく
●誘うことで
トイレに行って
座る習慣が
できている
●オムツが
濡れていない
ことも多いので
排尿の
タイミングも
意識したい
●基本が
できるので、
できないこと
を注意され
がち
8月自信や意欲を
持って過ごす
●甘えは
しっかり受け止め
ながら、
できていることを
しっかり
褒めていく
●しっかりと
自分の意思を
伝えることが
できている
●意外と
関わり方が
難しいときが
ある
9月好きなことを
見つけ
十分に楽しむ
●本児の楽しみや
好きなことに
目を向け、
一緒に探したり
楽しむことで
満足して過ごせる
ようにする
●楽しかったことや
またやりたいことを
話し、期待を持って
いる
●気持ちが乗る
関わりが必要

●トイレでの
排尿あり
10月排尿の意識を持つ●トイレでの排尿が
できたときは一緒に
喜び、パンツが
濡れたときも
前向きに関わる
●友達の排尿の
様子を見て
意識をしている
●本児自身の排尿は
引き続き様子を
見て進めていく
●家で
指しゃぶりなく
寝たと話される
11月指しゃぶりを
しないで
午睡をする
●精神的安定の中で
入眠できるように
する
●無理強いせず
さりげなく指を
口から外す等
していく

B

ねらい内容反省備考
5月友達や保育士と
好きな遊びを楽しむ
●十分な数の玩具や
本児に見合った遊びを
用意し、十分に
楽しめるようにする
●好きな遊びや
気に入った遊びを
自ら見つけて
楽しんでいる
●友達や保育士と
自ら関わり、
やりとりしながら
遊んでいた
●慣れ早い
●取り合い多い
―――
●踊ったり
歌ったりを
楽しんでいる
6月友達や保育士と
やりとりしながら
遊びを楽しむ
●好きな遊びや
気に入った遊びを
一緒に楽しむことで、
やりとりも
スムーズにできる
ようにする
●本児が
楽しんでいると
友達も興味を
持っている
●良いところを
積極的に
褒めていきたい
●明るく
場を盛り上げて
くれる
7月前向きに
トイレに行く
●一つひとつ
褒めながら、
気持ち良く
進められる
ようにする
●排尿も
できている
●パンツで
濡らさない
成功体験も
一層増やしたい
●パンツ
張り切って
いる
8月朝に2歳児組と
一緒にトイレに
行く
●できることを
十分に伸ばせる
ように
柔軟に対応
していく
●トイレに行く
習慣ができてきた
●行きたがらない
こともあるが
無理強いせず
進めたい
●時々甘え
たいけど
対応しきれ
ないときが
ある
9月十分に気持ちを
受け止められ
ながら過ごす
●甘えてきた
ときには
対応できるように
本児との時間も
しっかり持てる
ようにしていく
●ゆったり関わる
時間を持つことで
満足して次に進む
ことができている
●そのような時間
を大切にする
10月好きな遊びを
十分に楽しみ
気持ちを発散させる
●体を動かしたり
戸外遊びをしたりと、
遊びを充実させ
ながら発散できる場を
意識的に作っていく
●体を動かす機会
が多くあり、
満足して過ごせて
いた
●疲れなのか
性格なのか
苛立って
トラブル増
11月友達や保育士と
楽しみを共有
することを喜ぶ
●本児の気持ちを
十分に受け止めた上で
“一緒”の楽しさを
伝えていく

C

ねらい内容反省備考
5月保育士と
やりとりを楽しむ
●好きな絵本や
玩具を用意し、
十分に遊べる
環境を整える
●遊びを楽しむ中で
表情や言葉の変化を
見逃さず受け止め
言葉にしていく
●ダイナミックに
活動したり
他児への興味が
危険につながることも
あり、要工夫である
●既に穏やかに
過ごしている
―――
●慣れたら元気
6月友達や保育士と
ふれあいを
楽しみながら遊ぶ
●ふれあいが
好きなので、様々な
遊びを用意し、
満足して楽しめる
ようにする
●好きなことを
増やして
いけるように
関わって
いきたい
●「だっこして」等
要求を伝える
ようになっている
●慣れない
ことや変化が
得意ではない
●1対1の
関わりも
好き
7月本児のペースで
活動を楽しむ
●好きなことや
楽しんでいることに
共感しながら
友達や保育士と
一緒の安心感や
楽しみを十分に
持てるようにする
●1対1や
少人数の中で
意欲を見せる
ことも多かった
●前向きな
声掛けで
活動に
入りやすい
姿もあった
●活動に
入ることも
増えた
8月気持ちを
受け止められ
ながら過ごす
●「だっこして」
等にできるだけ
対応して
いけるように
する
●表情が明るい
ことが増えた
●全体的に
意欲を持って
過ごしている
9月前向きに
トイレに行く
●本児のペースを
大事にしながらも
楽しい雰囲気の
中で向かって
いけるようにする
●意欲的にトイレに
向かうようになった
●排尿もあるので、
パンツも進めたい
10月パンツをはいて
過ごす時間を持つ
●様子を見ながら
進めていく
●パンツの用意が
なかった
●トイレには変わらず
スムーズに行っている
●父入院して
保育時間が
若干延びたこと
もあったが
安定して
過ごしていた
●つまらなそう
でも体を動かす
11月友達との楽しみを
増やしていく
●関わりを楽しめる
ように仲立ち
していく

D

ねらい内容反省備考
5月園での楽しみを増やし、
安心して過ごす
●本児の気持ちに
寄り添いながら
ゆったりと進めていく
●保護者と密に
連携を取っていく
●保育室を離れて
昼食を取ったり
泣きながら
入眠したりと
いうことはあるが、
担任間連携を取って
本児のペースで
進めたい
●ほぼ食べない
●寝ない
●不安定になった
―――
●昼食、入眠で
穏やかに
過ごしてほしい
6月保育士に気持ちを
受け止められながら
食事や午睡をする
●本児の気持ちを
十分に受け止めながらも
体調や空腹等を
配慮し援助していく
●おやつは
自ら席に座るが、
昼食は泣きながら
食べている
●ほとんど食べない
こともあったので、
まだまだ工夫が必要
●昼食、
安定してほしい
●午睡入りは
もう少し
だろうか
7月安心して
昼食の時間を過ごし、
昼食を食べる
●担任間で
本児の食べ方を
共有していく
●コミュニケーション
を十分に取る
●穏やかに
昼食を取る
姿も増えた
●担任によって
食べる量は
違い、
引き続き
様子を見て
いくことが必要
●トイレ
張り切って
いて
排尿もある
8月意欲的に
トイレに行く
●成功体験も
増えている
ので、焦らず
前向きな
気持ちを
大事に進める
●トイレに行くと
排尿する
ことも多く
順調に進んでいる
●焦らず
進めていく
9月喜んで
言葉での
やりとりをする
●言葉を発し、
保育士が
前向きな反応を
示すことで、
一層発語を楽しめる
ように関わる
●色や友達の名前や
誘いかけなど、
様々な言葉を
話している
10月「かして」
「ちょうだい」等の
言葉を使う場面を知る
●本児の遊びを
保育士が見守り、
言葉を使う適切な場面を
知らせていく
●予め知らせられる
ように、丁寧に見守り、
根気良く関わる
●欲しいものを
とっさに取って
しまう場面も
頻繁に見られ、
再度関わり方を
見直したい
●勢いで友達の
玩具を取りに
行ったりする
●注意され、
悲しむ姿もある
11月友達とのやりとりを
楽しむ
●本児の気持ちを察して
予め声を掛けたり
仲立ちをしていく

記入のポイント

前月で成長してきた(できるようになってきた)ことがオススメ

「○○くんは△△ができないなぁ」
→「じゃあ“△△できるようになる”ってのをねらいにしよう!」

というのは、ちょっと無理があるかと思います。

達成できないとなると、【反省】欄もマイナスになりがち。

前月で成長の様子が見え始めていることを、当月で持続できていそうなねらいを立ててあげたいかな。

具体的な目標を立てるのがオススメ

例えば「少し落ち着いてほしいな」と思ったとして、
→「じゃあ“落ち着いて過ごす”ってのをねらいにしよう!」

とは(しないだろうけど)、なかなかそれもざっくりして、

振り返るときに、
「△△の場面ではだいぶ落ち着いたなぁ・・・」
「□□の場面はあまり・・・」
「全体的に見ると・・・・・・落ち着いてない?」

になっちゃう。

例え「椅子に座る」にしたって、意外にそれだけでも場面が多い。

だから、「“昼食のときは” 椅子に座る」みたいに絞っていくと、お子さんにとっても無理がないかと思います。

さいごに

今回は個別指導計画の紹介をしました。

現在進行中なので、毎月書いて最終的に1年分にする予定です。

年間でしっかり記録できたらと思います。

見に来ていただいた方で同じように現在進行中の方は、一緒に頑張っていきましょう♪

何かのお役に立てたら幸いです😌


カナミ