【見直そう!保育現場の「なぞルール」「あたりまえ」から抜け出せば、子どもはもっとのびのび育つ[石井章仁]】を読んでみました

実際の仕事・物

このような方に読んでほしい・・・

✅保育士さん
✅自分の働いている保育園のやり方・・・もやもやしてる💧
✅色々と見直したい!

この記事を書いた

夫と子1人(小学生)の3人家族。保育士15年以上やってます。幼保連携型認定こども園の正職を辞めて、フルでパートになったカナミです。
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きっかけは「この壁面装飾・・・必要?」

今回は、壁面装飾について考えているときに目にしたこの本を読んでみました☟


今いる園の壁面装飾の雰囲気を変えていきたいなって思って本を探したら、これが出てきた。

そうなのです。

壁面装飾も「なぞルール」。

カナミ
カナミ

壁面装飾については、

この中で4Pくらい使って載ってます!

※一つの問題がイラスト含めて4Pずつくらいだよ💡

スマホで見つけたのに、休日に本屋で探しに行った私でした。

本の紹介

タイトル見直そう!
保育現場の「なぞルール」
「あたりまえ」から抜け出せば、子どもはもっとのびのび育つ
出版社中央法規出版
著者石井章仁
ページ数144P
発売日2023年7月

コチラもよろしければ☟
3歳未満児さん担任なら、平山許江さん「乳児の知的教育」という本を読んでみてください

おすすめポイント

おすすめポイント❶とっかかりやすい

表紙で感じますが、「何となく取り組みやすい」雰囲気を醸し出してます。

「なぞルール」ってワードのチョイスあたりが・・・。

中身も、当人であった自分では笑えないはずだけど、壁面装飾のイラストなんか「(苦笑)ある~。私はとんでもない早朝にやってたけどね~」となる・・・。

おすすめポイント❷「なぞ」や「あたりまえ」になった流れが分かりやすい

「何となく変」・・・というところから、深められる。

勘違いだったりもあるかもしれません。

「昔からの」・・・ってなると、「だからこそ変えていくのって難しいよね~・・・」ってもなるけどね💦

「これがいい」「こうあるべき」のような風潮って、今でもなきにしもあらず・・・。

おすすめポイント❸「なぞ」「あたりまえ」→ その何が問題が分かる

「変だから変」「普通は―」ってのはあるけど、また違った見方で問題が分かったりします。

「何となく」から明確な問題が示されると、意識の仕方も変わりますよね~。

おすすめポイント❹具体的な取り組み方も書かれていたりする

こういう本って、もうどうしていいか分からなくなりがち。私だけ!?💦

「やるかやらない」「善悪」に偏っちゃいがちとか・・・。

この本は「○○にしてみる」ということもあって、初心者も見やすいと思いました。

注意点

注意点があるとしたら、この本を読んで、
⚠️自分の園と比較して、ただただ嫌になって幻滅する
なら読まない方がいいかも・・・・・・ってこと・・・。

私に関しては、経験上や、こういう本を見て、「これはいかん💢」と上にただただ意見して文句を言った過去はあり・・・言うだけならできるって話になるよね・・・。

問題だと思うことと、問題意識を持つこととは違うかと・・・。問題に主体的に関わることが大事なのでしょうね。

確かに園自体がどうにかならないといけないことは多々ありますが、自分自身でやれることがあるのも事実。

すでに始まっている子どもたちの園生活に沿った、具体的な変更の仕方や、そこまでいかなくても示しをつけようとする態度は必要かと。

思えば、昔の私は「この保育おかしいと思う!上が悪い!どうにかして!」状態。当時はそれで真剣だったんだけどね。

やれることはあるはず!

さいごに

今回は【見直そう!保育現場の「なぞルール」「あたりまえ」から抜け出せば子どもはもっとのびのび育つ[石井 章仁]】を読んだ記事でした。

保育についてもやもやすることは多くあるのですが、あまり解決できていないのも現状。

嫌になるならこういう本は見ないで、その園に染まっちゃうのも良くも悪くも楽。

その園が100%悪いんじゃなくて、大事にしていることは何か、それを大事にすることも必要なのかもしれません。

でも、時々こういう本を見て、見直せることは見直していけるといいと思います。

少しでも参考になれば幸いです✋


カナミ

☟コチラの本も気になりました。