このような方に・・・
✅保育士さん
✅園で個人の【今月の目標】を提出しています
✅他の先生の目標を見てみたい
この記事を書いた人
夫と子1人(小学生)の3人家族。保育士15年以上やってます。幼保連携型認定こども園の正職を辞めて、フルでパートになったカナミです。
☞コチラもよろしければ!―自己紹介☆カナミせんせいのプロフィール
毎月提出の【今月の目標】・・・・・・
私の今いる園では、月末に今月の目標の結果を書き、さらに来月の目標を書いて個人の専用のファイルに綴じて提出します。
私が入職したときはなかったのですが、突然やることになったような印象。
悪いこととは全然思っていません・・・。
ただ、負担・・・
いやいや、そんなことを言ってはいけないのですが・・・。
「もうネタがないよね~」なんて、言い出す先生もいて、「ネタって!」って思いつつ、思うっちゃ思う。
実際、「・・・・・・あっれ~?この目標、前も書いたような・・・」っては思うことは少なくないのですが、遡って確認するほど、今まで余裕がありませんでした。
しかし、今回、とうとう振り返りをしました。
はっきり言って、何の参考にもなりません・・・。
8年分の【今月の目標】
1年目 正職 | 2年目 正職 | 3年目 正職 | 4年目 正職 | 5年目 正職 | |
年間 目標 | 子育て支援タ イムの担当が 一人立ちでき るように実践 したい | 全体の保育、園の 業務を把握しなが ら職員間での協力 体制を高めるよう にします | |||
4月 | 毎日担任間で話し 合う時間を持ち ます | 登降園時、必ず 保護者と会話す るようにする | 子どもたちに も職員間でも 常に前向きな 姿勢で臨み ます | 毎日の保育の流 れを担任間で共 有します | |
5月 | 毎日6時間は寝る 時間を作って体 調管理をします | オンオフはっき りさせて朝の挨 拶は誰にでも元 気に笑顔でする | 毎日飼ってい るかたつむり の成長を子ど もたちと観察 し、生き物に 触れる時間を 作ります | 毎朝やるべきこ とを手帳を見て 確認し計画立て ていきます | |
6月 | 予定表を毎日チェ ックしてやるべき ことを確認します | 運転中は運転に 集中し、常に 周りに気を配る | 毎朝一人一人 に笑顔で挨拶 します | 活動の前後には 職員間で声を掛 け合い個々の水 分補給の状況を 把握し共通理解 していきます | |
7月 | スケジュールを確 認して、1日の流 れをある程度決め て生活します | 暑くても食べや すいものを考え ながら食べ健康 に過ごせるよう にする | 着替えの手伝 いをするとき は、やりやす い方法を伝え ながら進め ます | 勤務時間には後 輩保育士の振り 返りノートに目 を通し、アドバ イスや共感し、 コミュニケーシ ョンをとりなが ら、お互いの保 育の向上をし ます | |
8月 | 週1回は手作りの 昼食を持ち、その 他の日もバランス を考えて選ぶよう にします | クラスの引き継 ぎを聞くように します | 全体で水分補 給するときは トレイにコッ プを置いて、 全員が十分に 水分補給でき ているか分か るようにし ます | 担任間で週や月 の保育内容を確 認するように し、共通意識を 持って保育がで きるようにし ます | |
9月 | 最近喉を痛めや すいので、起床 後、就寝前、食 前後にコップ1杯 の水分補給をしま す | 笑顔で「おやす み」をする余裕 を持てるように します | 保育に入る前 に「保育理 念」「保育方 針」「保育目 標」に目を通 すようにし ます | 毎日勤務の確認 をし、全体把握 をします | |
10月 | 朝の保育、子 どもが6人に なると同時に 保育に入り ます | クラスの着替え 等の入れ間違い がないようにし ます | マイナスなこと が起こってもプ ラスに捉えてい きます | トイレに行く ときはペーパ ーホルダーを 出し、子ども たちが取りや すいように し、意欲的に 取り組めるよ うにします 片付けも忘れ ずに行い安全 確認します | 子ども、保護 者、職員との関 わりには特に前 向きな面を捉 え、プラスの言 葉を多く使い、 園が楽しみを持 った場になるよ うにします |
11月 | 退勤時(保育室 を離れる時)使 ったものを整 理します | 午睡前の自由遊び での友達同士の怪 我がないようにし ます | 毎日全体とコミュ 二ケーションを とって、クリスマ スパーティーまで スムーズに進め られるようにします | 毎日新しく 入った職員の 動きを確認し、 不安なく動ける ように声を掛け ます | 1日1回以上、 子どもや周 りの方を意識 して褒め、感 謝の気持ちを 忘れないよう にします |
12月 | 外から室内に 入ったらうが いと手洗いを して、風邪を 引いてもひど くさせないよ うにします | 保育室を使わない とき、午前おやつ、 昼食、午後おやつ の時は換気をしま す | 子どもたちの 健康状態を常 に意識し、対 応できるよう にします | 給食前、うがい をして、体調 管理をします | 事務や保育準 備をするとき は時間設定を してから進め ます |
1月 | 毎日キーボー ド(ピアノ)を 5分は弾き ます | 年度末に向け て、自分自身 のやるべきこ と、子どもた ちに身に付け てほしいこと をまとめ、毎 日確認します | 要録記入の確 認をし、予定 を立てチェッ クできるよう にします | やることメモ を作り、毎日 チェックし ます | 毎日子どもの 良いところ、 成長したとこ ろを記録し ます |
2月 | 毎週新しい楽 しみ(わらべ うたや踊り、 手遊び)を見 つけて子ども たちと遊び ます | 保育に入る前 どんな流れで 進めるか、動 きなどを確認 して臨みます | 手洗い、うが いを励行し、 常に体調管理 を意識し周り の見本となる ようにします | 笑顔で応対 します | 毎日保育準備 と新年度準備 を両立させ ます |
3月 | 平山許江「乳 児の知的教 育」という本 を毎日読んで、 1か月かけて 読みきります | 一つ一つ意味 を持ち、その ことを感じな がら声掛けし ます | 毎日、今年度 まとめ、来年 度に向けての 準備をします | 話すときは 顔、目を見 るように します | 子どもの笑顔を 引き出す関わり をします |
6年目 正職 | 7年目 パート | 8年目 パート | |
年間 目標 | 職場の雰囲気が明 るく、期待を持っ て仕事に臨める環 境になるように、 自ら前向きに、ま た、それぞれの仕 事が進みやすい環 境を作っていき ます | 職員間の連携を大事 に、新しい仕事や役 割を意識して実践し ていきます | 周りとのつながりを意識しながら前向きに挑戦し、取り組んでいきます |
4月 | 子どもや保護者、 職員と接するとき は前向きな姿勢を 取ります | 保育に入る前に積極 的に子どもたちに声 を掛けて顔を覚えて もらえるようにし ます | 挨拶に 心を込めます |
5月 | 1日1回以上子ども の笑顔を引き出し ます | 子どもたちと話すと きはしっかり目を見 て、笑顔を引き出す 関わりをします | 相手のことを考えて声がけします |
6月 | 朝に2歳児の指導 計画という本を読 み、改めて2歳児 の育ちや保育内容 を確認していきま す | 一つ一つの自身の役 割に責任をもって行 い、楽しみながら保 育をします | 怪我を未然に防ぎます |
7月 | 降園時には子ども のプラスの姿を保 護者に伝えていき ます | 子どもの思いを受け 止めた対応をします | 片付けを後回しにしません |
8月 | 午睡時にクラスの 振り返りをする時 間を設けていき ます | 担当の行事までの 日程を確認し、 担当間で声をかけ ながら進めます | 正しい姿勢を意識します |
9月 | 保育終了後にクラ スノートを記入し ていきます | 子どもの好きな ことや得意な こと等前向きな ことを見つけて 言葉にしながら 関わります | 整理整頓をします |
10月 | 休憩時や午睡時に 職員間でコミュニ ケーションを取り ながら共通理解を 図ります | 職員間で コミュニケーションを を取り、 特に「分かりやすく 伝える」ようにします | チームワークを意識し、助け合いを大切にします |
11月 | 「疲れた」と言わ ず前向きに過ごし ます また、笑顔を忘れ ずに子どもたちと の明るい場を作り ます | 噛みつきや 引っかき等の トラブルが ないように 注意を払います | 発表会までの過程を楽しむ工夫をします |
12月 | 連絡帳や保育日誌 の記入に焦らず、 周りの様子を見な がら動きます | 子どもの 健康観察を 大事にし、 連携を取り 共有して 保育をします | 今できることを探し、取り組みます |
1月 | 子どもとしっかり 目を合わせて話す 時間を持ち、笑顔 を引き出す関わり をします | 担任と コミュニケーションを 取りながら、 進級に向けた 保育を意識します | 謙虚な姿勢で臨みます |
2月 | 子どもと保護者が 安心できるように し、進級に向けて 毎日保育の流れを 振り返っていき ます | 笑顔で 応対します | 一人ひとりの特性を意識します |
3月 | 勤務前後に進級や 新年度準備、引継 ぎ事項を確認し、 日々進め、スムー ズに移行できるよ うにします | 丁寧な 言葉遣いを します | 節目を大切にします |
※入職は1年目の前年度の12月からでパート、1年目から6年目は正職、7年目からパート、・・・8年度分ある【今月の目標】です。
9年目には園方針で若い先生のみ提出になり、しました。
コチラの記事もよろしければ☞自己紹介☆保育園のカナミせんせいのプロフィール
振り返り
いや~、・・・ビックリするほど浅いな~と、振り返りながら恥ずかしくなっていました・・・。
中堅以上の目標?って感じですよね・・・。
ただ、そのときそのときは、色々と思うところがあって考えてはいるのですが・・・、意識の問題もありつつ、もはや文才の問題ではないかと思ったり・・・・・・。
ファイルに厚みが出て昨年度から新しいファイルになり、前の分は手元に残していたので、それも取り出してきました。
はじめはそこまで形式についてお話はなかったのですが、だんだんと決まってきて、「〇〇します」みたいな「です・ます」で終わることにいつの間にかなっていて、昔の分を直したところはあります。
“ここ見てみて” “ちゃんと考えて書いてください”と言わんばかりに赤線でアンダーラインを引かれることもありましたし、6年目でも、園長先生から「やるべきことが抜けてますよ」みたいなこととかもありました。
あとは、4年目から年間目標を書くようになったり、元々の用紙の形式は【保育理念】【保育方針】【保育指針】【スローガン】が記載されていたのですが、6年目の始まりからは【保育理念】【保育方針】【保育指針】は空欄で、毎月そこも書くようになりました。
それと、はじめは直接園長先生のところに行ってコメントがかえってきたのですが、5年目の5月からは副園長先生にまず届けてコメント、園長先生からもコメントがあるときもあります。
そうなってからはあまりにひどいと副園長先生でストップされて直してから園長先生に届きます。
本当に上の先生は大変ですよね・・・。
分かっているのだけど、だからと言ってうまくできないのが下々の思い・・・(すみません、私個人の思いです)。
個人の目標っていう面ではどうかなんだけど、2年目の10月の「クラスの着替え等の入れ間違いがないようにします」なんかは、園で子どもの着替えがなくなったことがあって、担任間でこの目標を設定して気を付けて過ごそうってときもありました。
ちなみに、パートの方が正職より緩く見ていただいているような?
以前いたパートさんが「1日おもしろいことを3個言う」とか書いて通ってて、へ~って思ったり。
そうそう、改めてコメントも見ていたら、園長先生が「お子さんとの時間も大事にしてくださいネ」みたく書いてあるのを見つけて、「あ~・・・、気にしてはくれたんだ」と何となくじーんとしてしまいました。
コチラの記事もよろしければ☞「7つの習慣」「リーダーシップ・エッセンシャルセミナー」のスティーブン・R・コヴィーって?
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
私、今いる園に来るまでは、【今月の目標】を書くような職場はありませんでしたが、皆さんはいかがでしょうか?
目標って、その度に達成して進んでいくのがいいけど、実際は新年度になって、新しいお子さんも変われば保護者も組む先生も、受け持つ担当や役割も違うから、また同じような目標になったりしませんか?
だんだんと何が正しいのか分からなくなってきたけど・・・。
今回、表にしたけど、こんなの見ないで新しい気持ちで目標設定した方がいいよね(笑)
でも、作った限りは以後見て目標を決めてしまうかも。
何かのお役に立てば幸いです。
カナミ