月案を効率的に終わらせよう!

計画

このような方に・・・

保育士さん
月案を早く終わらせたい・・・

月案を早く終わらせるために必要なこと

園の土台

園によっては、

園の年間指導計画

学年での年間指導計画

月案

というように、教育・保育要領が改訂されるたびに徹底的に話し合って作っていくため、ほぼそのまま使い続けることもあるらしい。

保育士仲間に、毎月の月案を色んな本を見て必死に作っている話をしたときに、「え?だって、園でちゃんと土台作ってるでしょ?」と言われたことがあります💦

かと言って、ちゃんと土台があっても、それを土台に他の本を見て作る先生もいれば、しっかり話し合っていなかったとしても適切と思えばそれまでの月案をほぼそのまま使う先生もいます。

そのあたりは上の先生の考え方次第・・・。

個人的には、書類に厳しかった園長先生のもとで働いていたこともあるのですが、その園長先生も、クラスの年間指導計画や月案に関しては土台自体をしっかり作ったという自負もあるからかそこには厳しくなかったので、そういう土台があれば毎月の月案は進みやすいかと思います。

》カナミの作った月案です

経験

その学年を担任したことのある「経験」も勿論ですが、「経験」年数もあると思います。

土台なり以前の月案を見て「十分な内容」と判断したり、「ここは変えた方がいい」と判断できるか?

「ここは変えた方がいい」というときに、さっと別の文章が頭に浮かぶか参考にできるものから見つけ出せるか?

「何となく・・・」というより、自分の保育観を持っていたり、「こんな月案が理想」というものがある方が進みやすいです。

となると、やっぱりある程度の経験は必要だと思います。

「ほぼ写した」と言って考えなしか、内容を理解してのものか、そこが変わってきます。

信用

当然ながら、信用はすぐにされません。

新人や新入りは未知数だったりしますしね。

ただ、それ相応の試験を通ってきての先生は元々能力があるので、一応のチェックという場合もあります。昔、研修の中で「国立大から実習に来た学生のレポートは素晴らしかった。大学だとか偏差値とかは十分に先生方の能力を表すだけのものがある」と講師が話してたなぁ・・・。

私自身は、色々と厳しいことで有名な園にいたときはできなすぎて辛かったけど、翌年度は逆に「あの園にいたから言うことはない」とほぼチェックがなかったり、

今いる園は、どんな内容でも別に何も言われなかったりします。

「信用」で言われないというより、ベテランになってくると言われなくなってくるよね・・・💧

信用というより・・・・・・ベテランの圧?😨

考え方

園や上司が勤務内に月案を終わらせるようにしているのか時間をかけないようにしているか、というのは非常に重要なポイント。

「持ち帰りが当然」「月案を作る時間なんか勤務内にあげられない」というのは普通に引いちゃうけど、

「常に勉強」なんて言われたらさっと完成させるとか「時短」でやることが悪みたいな感覚になってきますよね・・・。

また、「私は未熟だし、勉強しなきゃ」という謙虚さは大事だけど、「私はできてる」という自信も持てるようにした方がいい。

それと「私は勤務内でしか仕事をしません」(「できません」じゃなくて「しません」がポイント)と公言するくらい決意した方がいいと思います。

園や上司に関しては、会議や何かしらのときに「持ち帰りを減らす」「勤務内で事務を回して終わらせる」「園にある本や過去の月案を参考にしていい」ことを話していれば望みはあります。

以前いた園で組んだベテランの先生(次年度に副園長になった)は、過去1年分の誰かが作った月案をそのままコピーしていました👀
それを「良くない」と自分で勉強するか、「ラッキー」と乗っちゃうか、あなた次第・・・。

今いる園は、正職とパートをあらゆる面で良くも悪くもしっかり区別するので、私はそこも利用して「家で仕事はしません」をアピールしています。

まとめ

  • 今年度の月案と年間指導計画案、過去の月案や年間指導計画案の保管場所を把握しておき、作るときは隣に置いてできるといい。(必要ならば参考書も置いておく)
カナミ
カナミ

年間計画からの月案の流れをよく見よう!

いいとこ取りしようとすると、

結果的に文章も流れも訳分からなくなるよ!

さいごに

いつだって勉強してアップデートできるのは理想だけど、それを強制されることの精神的にも体力的にも辛いこと。

ちゃんと時間を設けられて園の研修として与えられるならまだしも、疲弊している勤務後「本を読め」「考えろ」「自主研修に行け」なんて言われてもちょっと辛いよね・・・。まぁ、仲のいい仲間との自主研修だったりすると楽しいんだけどね。

どこに重きを置くかは人それぞれ。

「色んな本を見比べてみて、自分のいいと思える月案を作ってみよう」と思うならそれはすごくいいこと。

でも、園は勤務内で月案を終わらせられるようにしてあげるのが大事かと・・・。

今回はそんな思いで記事を書きました。

何かの参考になれば幸いです。


カナミ